心に不安・不調をかかえておられる患者さまがよりよい毎日を送れますように。うつ病・不安障害・認知症・不眠症・統合失調症…

よくあるご質問

 

 

 

 

初めての方

Q1

心療内科と精神科の違いは何ですか?

A1

心と体は表裏一体のものとされ、疲労や環境などの影響で何処かに不具合を生じることがあります。心療内科では主に身体の不調を捉えて内科的に検査と治療をしていきますが、精神科では主に心の不調を捉えて向精神薬を用いて専門的に治療していきます。当院では精神不調へは程度に応じて西洋薬を主としつつ漢方薬も用いますが、心身ともに治療を要する場合は漢方薬を主に使用しております。身体的精査が必要な場合は、当院では対応出来ないため、先に各専門科の受診をお願いしております。

Q2

精神科での治療はどんなものですか?

A2

診察は問診を中心におこないますが、治療は漢方薬含めた内服薬処方が中心となります。初回診察時には、どのような生い立ちを経て、今の症状がいつから、どんなきっかけで生じたのか、何をすると軽くなるのか、など一緒に振り返りつつ、診断をつけていくとともに、対処法や治療法、今後の対策を検討します。生活環境や人間関係の改善が症状軽減や解決に必要な事も多く、社内調整などが出来ないか、必要時にアドバイスもおこないます。ただし、内部で積極的に動ける立場の嘱託産業医ではないので権限などに限界はあります。診断には心理検査をおこなう場合もあり、聞き取り含め、初診時は時間を要する場合があります。二回目以降は、初診後の経過を御自宅などで予め記載した経過記録用紙を持参頂き、その経過を共有し、必要時には処方調整をおこないますが、診察時間は10分以内のことが多いです。治療は、希望を踏まえつつ医師の判断で適切に内服調整をおこないます。時には気持ちの整理や物事のとらえ方に歪みがある場合など、心理療法主体で他所の公認心理師などのカウンセリングルームの平行受診をお願いしています。適応があれば京都の関連クリニックでTMS治療もおこなっております。

Q3

待ち時間は長いですか?

A3

当院では、初診も再診も全て予約制をとっており、待ち時間をできるだけ短縮できるよう努めております。再診でも、御予約なく来院された場合は、当日の受診はお受け出来ない場合があります。予約時間に遅れた際は、当日の診察時間が短くなる場合や、受診ができない場合、受診可能でも長時間お待ちいただく場合がありますので、ご了承ください。疾患の特性上、時間通りに診察が進まない場合や、予定に遅れが出る場合もございます。当院では限りある時間でも充実した診察となる様に、各回、前回診察以降の経過記録用紙への記入をお願いしております。通常よりも診察時間を要する際に、御連絡いただけていない場合は当日に十分な対応が出来かねる事もありますので、あらかじめ電話で状況や予約枠変更などについて御相談ください。

Q4

どんな疾患が多いのですか?

A4

適応障害や不眠症、うつ状態、パニック障害などの疾患が多いです。誰でも心の病にかかる可能性はあり、様々な状況の方がおられます。精神疾患の場合も早期発見と早期治療が良い結果につながるので、気になる症状をお持ちの方は早期受診をお勧めいたします。

Q5

治療法はどんなものがありますか?

A5

ストレス対処法のアドバイスなどを含む簡易心理療法や、漢方薬のほか西洋薬などの治療薬調整をおこないます。傾聴などのしっかり時間を取るカウンセリングは大学など適所のカウンセリングルームをお勧めしています。適応であれば京都の関連クリニックでは磁気を用いたTMS治療を施行しています。

Q6

保険を使って受診していますが、通院していることが会社に知られませんか?

A6

健康保険証を使う場合、病名を含む医療機関での診療情報は、保険証記載の保険組合に医療機関が作成する診療報酬明細書として知られます。御本人の告知同意なく、当院から会社や他者に通院情報などを開示することはありませんが、保険組合から御勤務先への医療情報開示に関しては、御勤務先と保険組合との間で様々な規定がありうるので、御勤務先や保険組合に直接お問合せください。なお、保険を使わず自費受診される場合は、保険組合に知られる事はありません。

 

 

病気について

Q7

うつ病の治療経過などでは、どのようなことに気をつけたらよいですか?

A7

日頃から自分の心身状態に注目することが大切です。疲れた時には早めに充分な休息をとり、入浴や運動などの気分転換を含め自分にあったストレス対処をこまめにおこなう事が大切です。ストレスは、憂うつ感やイライラといった「こころの不調」ばかりではなく、身体が痛い、怠い、といった「からだの不調」としても出現しますので、早めに医師に相談してください。また、一度うつ病になった場合は、再発予防のために症状がなくなってからも医師の指示に従って充分な期間の服薬治療を続けることが大切です。服薬を規則正しく続けていても病状が不安定になる場合は、薬剤調整の他、仕事の負荷や人間関係の不調などを見直し、一過性の業務軽減や異動、転職などで問題解決を図ることが大切です。同じような状況下で不安定になるのが繰りかえされる場合は、カウンセリングルームなどで認知療法や認知行動療法などの心理療法の併用が有効な場合もあります。

Q8

ストレスや嫌なことがあると憂うつな気分になりますが、治療対象になるのでしょうか?

A8

治療の必要が無い健康な場合は憂うつな気分になっても短期間で自然に消えてきますが、病的な気分低下は健康な場合の憂うつに比べて何倍も重く、長く続きます。脳内神経伝達物質の機能不全を生じている事があり、健康な時の憂うつな気分と異なり、内服治療の対象となり、実際に治療が有効な場合もあります。気になる方は早めに診察を受けることをお勧めします

Q9

「SAD」とはどんな疾患なのでしょうか?

A9

SADとは「社会不安障害(Social Anxiety Disorder)」の略で、大勢の前で話をしたり、よく知らない人と話をする時など、人から注目される場面で「失敗など恥ずかしい思いをするのではないか」と過剰な心配をし、強い緊張や不安、恐怖、紅潮、発汗、震え、動悸、どもる、下痢、腹痛などの症状が表れる病気です。また、症状を一度でも経験すると「また同じ事が起こるのではないか」という予期不安が生じ、人に注目される場面を避けるようになり、会社に行けなくなるなど結果的に社会生活に支障をきたす事もあります。脳内神経伝達物質のバランスが崩れ、脳神経ネットワークの機能障害がおこっていると考えられ、薬による治療が有効ですので、性格の問題だとあきらめずに、一度ご相談ください。

 

 

薬について

Q10

薬の効果はどれくらいで分かりますか?

A10

漢方薬や抗うつ薬、抗精神病薬などの多くは2週間以上継続して使うことで、ようやくその量での効果が判明する場合があります。期待される効果が十分出ない場合は、使用期間不足、用量不足、種類が合わない、などの可能性があり、しばらく経過を診ていく必要があります。漢方薬の一部にもありますが、頓服的な内服は、その都度効く事を想定して作られており、毎回効果が出ることが多いです。頓服的な西洋薬は、慣れてきて効き目が落ちる耐性が出る場合や、心理的な依存などを生じる事もあるので、正しく使う必要があります。

Q11

抗うつ薬の副作用はどんなものがありますか?

A11

嘔気、眠気、倦怠感などの抗うつ薬の副作用は、うつ病の身体症状と似たものもあり、うつ病の症状なのか、薬の副作用なのか、分かりにくい事があります。また、薬の種類によっては、効き始めまでに10日~2週間くらいかかり、副作用が先に出る事がありますので、自己判断や自己中断せず必ず主治医と相談してください。数ヶ月の内服継続後、急に中断すると、不安や悪心、嘔気、手足のしびれ感などの離脱症状が生じることがありますので、離脱による副作用が生じた時は、主治医に相談しましょう。

Q12

原因となった環境が変わらない場合、薬を飲むと症状は良くなるのでしょうか?

A12

うつ病などの心身不調は、置かれている環境と、その方自身との相互が関係して起こりえます。環境が変わらないのに薬だけ飲めば病気が良くなるのだろうか?という疑問は多くの方が持っています。環境が変わらない場合でも、向精神薬は脳自体に働き、過緊張を解いたり情報伝達をスムーズにしたりして、症状を改善させます。同様に、漢方薬は複合的に作用して症状改善を目指します。しかし、薬による治療だけでなく、環境調整が有効な場合は多く、辛い環境から一時完全に離れる、という休学や休職が著効する場合もあります。いずれにしても、症状改善に伴い、環境変化へ適応する能力が回復し、通常勤務などが出来る様になる人もいますが、環境不適合が強すぎる場合は、心身回復しても現場復帰が困難な時もあり異動や転職を現場に検討して頂く事もありえます。

Q13

かなり病状は良くなったと思いますが、もう薬は飲まなくて良いですか?

A13

疾患の違いや状態の違いによって一律には答えが出ませんが、それぞれの疾患の特性から答えてみます。

最近の鬱状態などは以前と比べ大鬱病が減り、症状が軽くなっている反面、充分な治療をしないと再発が多いとも言われています。抗うつ薬などは治療を開始して少なくとも半年から1年は続けるべき、と考えられています。また、パニック障害では実際の「パニック発作」が起こらなくても「予期不安」が残ることもあり、薬なしで「パニック発作」も「予期不安」も起こらない状態まで改善している場合のみ内服を止めきることが可能な事もあります。統合失調症では内服している間だけ症状が治まっていることが多く、止めると長期的には再発することが多いです。いずれの疾患の状況でも、急に止めると離脱症状を生じることもあるので、減薬できるのか否か主治医と相談し、可能な場合に限り計画的に減薬する様にしましょう。

Q14

薬の効果はあるのですか?

A14

心身不調に漢方薬や向精神薬などの西洋薬は有効であることが多いです。ただし全員に同じ内服が有効であるわけでは無いので、自分の今の状態に合った内服をおこなう必要があります。他の科の治療と異なり、効果がはっきりするのに数週間から数ヶ月といった期間を要することも多く、焦らずじっくり治療することが必要です。調子が良くなって止めていく際にも、減量の影響が遅れて出てくるので、ゆっくり経過をみつつ調整することが必要です。

Q15

コロナウイルス感染症対策はしていますか?

A15

当院では、不調がある方には予め御連絡いただき発熱など感染系の身体不調がある方には診察を見送っていただいています。アルコール手指消毒や検温とマスク着用ともに、適宜、換気や物品のアルコール消毒をおこない、パーティションフィルム設置をしつつ、紫外線殺菌装置、光触媒除菌脱臭機、ウィルス対策フィルター付の空気清浄機などを使用しております。また長時間の診察室滞在を避けるべく経過記録用紙を活用させていただくなど、各種感染予防対策をしておりますので安心して御来院ください。

Q16

経過記録用紙とはどのようなものですか?

A16

各回の診察最後にお渡しし、御自宅などで症状経過などを記載していただき、次回の診察時に御持参いただく日記や軽い宿題のような用紙です。実際の用紙に内容記載方法などの説明を付けていますが、わかりにくければ医師やスタッフにお尋ね下さい。現在、日本の精神科診療システムでは、初回以外の診察では時間に限りがあり、毎回、前回診察から今回診察までの期間に生じた出来事やその影響変化などを聞き取ることが出来かねる状況です。とはいえ、他科と異なり、起こった出来事により心と体に不具合や改善などの変化が生じることは多く、その経緯を知ることは治療方針決定にも重要であると考えています。その打開策として当院ではオリジナルの経過記録用紙を作成し、全ての患者さまに御協力いただき、環境や症状に変化が生じた際は、都度、御自宅で経緯などを追記入していただき、結果として出来あがったものを次回の診察時に御持参いただく様に御協力いただいております。しっかりと取り組んでいただけると、治療効果が上がる人が多く、出来事の振り返りや関係性の整理や気持ちの整え等にも有効だった、とおっしゃっていただき好評です。御面倒ではありますが御協力いただけると御自身の治療効果アップもあるのだと実感しております。

Q17

予約制の診療について知っておくことはありますか?

A17

当院では待ち時間の短縮や人口密を避ける為、完全予約制として診療をおこなっています。概ね今回の診察所要時間を目安とし、今回診察時の病状も考慮して、次回予約のタイミングや時間枠を決めています。しかし、他科と比べて想定できない、その後の環境変化や病状経過で、前回と大幅に状況が異なる場合もあり、診察に要する時間が予定と異なると、以降の方の診察開始時間がずれ続けてしまうこともあり得ます。その防止策として上記の経過記録用紙記載と御持参をお願いし、患者さま側でも状態変化が著しい場合や急な面談を要する場合などには予めクリニックへ電話連絡いただき、予約している枠の変更をしていただくようにお願いしています。御連絡無く状況が大きく異なる場合には当日の対応可能な範囲内のみの対応として、残った課題は次回に検討していただく事もありますので御協力ください。

くれたにクリニック くれたにクリニック

〒564-0001 大阪府吹田市岸部北2丁目1-24
千里ガーデンクリニックビルⅡ3F TEL:06-6318-5525 TEL:06-6318-5525

診療時間
10:00

13:00
15:00

19:00

初診の方も二回目以降の方も完全予約制です。
休診日:月曜・木曜・日曜・祝日・土曜の午後

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